この記事は、これから石垣島に移住を考えてる方や、石垣島での実際の生活を知りたいという方の参考になればと思い、3年近く石垣島で暮らしていたももとが、当時感じた内地とのギャップや、地元の人などに聞いた話を紹介してます。
石垣島に移住して、
「こんなはずじゃなかった~(泣)」と、ならないために、
観光で来ただけでは分からない部分を理解して、楽しい移住生活を送ってほしいです。
「沖縄移住」に関するこういう系の話って、ネット上にもたくさん出ていますが、あまり出ていない内容も書いています。ぜひ参考にしていただけると嬉しいです。
第1回は「石垣島の人の想い編」でしたが、今回は「教育・マナー編」です。
よかったらこちらの記事も参考にしてね
【この記事はこんな方にオススメです】
■石垣島に移住を考えている方
■石垣島に転勤で行かれる方
■もっと石垣島について知りたい方
石垣島の教育事情
石垣島の子供たちの教育関係について、見たり聞いたりした話を紹介します。
石垣島では高校から島外に行く人も
転勤で一時的に来られる方なら、石垣島での生活は貴重な経験になりいいかも知れませんね。
でも家族で移住して「ゆったりした石垣島で子どもをのびのび育てたい」と思っている方、本当にそれで大丈夫ですか?
もし、自分の子どもに全国平均以上の教育を受けさせたいと思っているなら、石垣島への移住はオススメできません。
石垣島の子どもの学力は、高校の偏差値などを見ていただけたら分かると思うのでここでは書きませんが、もしもっとレベルの高い学校に行かせたいと思うなら、残念ながら石垣島にはありません。
そして、大学にも通うなら島には大学はありません。
なので、子どもに高い教育を受けさせようと思ったら、高校から島外の学校へ通わせるしかないのです。
仕送りも大変だと思います。
私の知り合いでも、子どもを高校から県外にやりましたが、結局馴染めず1年生の夏休み前に石垣島に戻ってきましたよ。
高校から親元を離れるって、ちょっと早い気がします。
経済的に島外に通わせることができたとしても、また別の問題もあるのです。
あくまでも私の感覚ですが、小学校低学年くらいまでなら、石垣でのびのび育てるのもアリかなとは思います。
ちなみに島で経済的に余裕のある家庭は、モンテッソーリ教育を取り入れている私立海星幼稚園に通わせている人が多いようです。
それでも小学校までしかありませんけどね(^^;
石垣島の学校は宿題が少ない?
内地から家族で転勤してきた人の話になりますが、石垣島の学校は内地と比べると、圧倒的に宿題の量が少ないそうです。
もともと島全体として、勉強に力を入れていないのもあるのでしょうが、宿題の量が少ない原因のひとつとして、「宿題を増やすと学校にクレーム入れる保護者がいる」のだそうです。
これは石垣島で小学校の教師をしていた人から聞いた話です。
石垣島は伝統行事を大切にしている島で、その行事の多さは沖縄県内でもかなり多いと言われています。
細かいものも含めると、毎月何かしらあるような数になります。
その行事に差し支えるので、宿題を減らせと言ってくるのだそうです。
内地ではなかなか聞かないクレームですよね(^^;
もちろん、一部の人が言っているのだとは思いますが、行事は島の人が大切にしているものです。
おかしなクレームは別としても、そこは理解をしないといけないことだと思います。
この行事も、移住者の負担になったりという話もよく聞きますけどね。
石垣島では子どもをボランティアで働かせる
ボランティア活動って、もちろん子どもにさせてもいい経験になるし、人のために働くことっていいことだと思います。
でもね、石垣島の場合ちょっと違うんです。
そもそもボランティア活動って自主的に行うものだと思うのですが、石垣島では中学生以上の子は、最初から労働の頭数に入ってたりするんです。
トライアスロンや入学式など、何か大きなイベントがある時は、必ず子どもたちも働いてます。
マラソン大会のゼッケンの受け渡し会場や、入学式での駐車場係などなど。
これも内地ではあまり見かけない光景なので驚きました。
休日に駆り出されても、当たり前のように働いてます。
もちろん小さな島なので、大人のボランティアが確保できないのも分かるし、沖縄では昔から助け合いの精神「ゆいまーる」があり、農作業の繁忙期は大人も子どもも総出で働くのが当たり前でした。
子どもの労働がいいのか悪いのか分かりませんが、もし移住してきて「子どもを休日に働かせるなんて!」と思っても、石垣島ではこれが当たり前なのですよ。
石垣島の人のマナー
次は石垣島でのマナーについて紹介します。
石垣島の人はポイ捨てが当たり前?
よく「海をきれいに」と言って、ビーチクリーン活動などが行われていますよね。
ビーチのゴミのほとんどは、お隣の国などからの漂着物なのですが、防波堤などをよく見ると飲み終わったあとのビールや酎ハイなどの空き缶が置き去りにされていることがあります。
よく「観光客が来て海が汚れる」と主張している方もいるようですが、観光客はそんなことしませんよ。
海で飲酒しているのは、ほぼ地元の人です。
内地から転勤できた家族の話によると、小学生の息子さんが友達と外で遊んでいた時に、息子さんがゴミをゴミ箱に捨てたら、友達にポイ捨てでいいと言われたそうです(^^;
子どもだからじゃないの?と思うかも知れませんが、大人もポイポイ捨ててますよ。
一度、地元の人にポイ捨てのことを聞いたことがあるのですが、
「昔は、お菓子の包み紙とかもプラスチック製ではなく紙や葉っぱで、捨てても土に帰るから、そこら辺に捨ててたので、その習慣が抜けていない」とのことです。
いつの時代の話?
大人がポイ捨てしてるなら、子どもがするのも納得ですね。
もし、石垣島に行く機会があれば、道沿いの草むらの中とかよく見てみてください。
本当にゴミだらけですよ。
綺麗な海とのギャップもあって、内地から来た人には衝撃レベルです(+_+)
石垣島ではこれが日常です。
車の当て逃げが多い
車の当て逃げもよく聞く話です。
石垣島では死亡事故につながるような大きな交通事故は少ないのですが、小さな事故は本当によくあります。
警察に届けられているならまだいいのですが、当て逃げも多いのです。
スーパーの駐車場で当てても、相手側の持ち主がいない時であればしらんぷり。
私の知り合いは運転中に先方からぶつけられたけど、そのまま逃げられたそうです(+_+)
石垣島ではドライブレコーダーは必須ですよ。
でも、相手が特定できたとしても、任意保険の加入率が低いので、損害請求できるかは微妙ですけどね。
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いかがでしたか?
これを読んでも石垣島で子育てしたいと思いましたか?
石垣島って海も綺麗で自然が素晴らしくて、「こんなところに住みたい!」って思うのは理解できます。
でも、いいところばかりしか見ないで移住したら、絶対にうまくいきません。
転勤で数年間と期限が決まっているのならいいですが、特に家族で移住を考えている方は、しっかり将来のことも考えてくださいね。
移住を考えている人向けに、あえてネガティブなことを書いているので、石垣島の人がこれを読んだら、気分を害することがあるかも知れません。
あくまでも移住者目線で見た石垣島ということをご理解いただけたら幸いです。
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