今回は、熊本空港近くを車で移動中に偶然見つけた「江戸そば 梅の木」を紹介します。
梅の木は江戸そばのお蕎麦屋さんで、「そもそも江戸蕎麦って何?」と思って調べてみましたので、江戸蕎麦についても解説しています。
梅の木のメニューやお蕎麦、店内の様子を紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
目次
江戸蕎麦とは何か?
「江戸そば 梅の木」の看板を見て、「熊本で江戸そばなんだ~」と無意識に呟いていましたが、そもそも「江戸そば」って何?
東京にいる時、「更科」とか「砂場」とかよく目にしていたけど、深く考えたことはありませんでした。
そこで、「江戸蕎麦」について、少し調べてみましたよ。
江戸蕎麦には3種類ある
昔、江戸にはたくさんのお蕎麦屋さんがありました。
その中でも代表的な3暖簾のそばの系統を「砂場」「藪」「更科」と言い、この3暖簾のことを「江戸三大蕎麦」と呼んでいるそうです。
ラーメンの家系みたいなもの?
江戸蕎麦「砂場」
砂場は大阪がルーツで、3つの暖簾の中でも一番歴史が古いそうです。
いわゆる「二八そば」で、のど越しが良くなめらかな食感で、甘く濃い目のつゆが特徴です。
江戸蕎麦「藪」
藪は、東京根津のあたりにあったお蕎麦屋さんが発祥で、お店が藪に囲まれていたことから「藪そば」と呼ばれるようになったそうです。
蕎麦の香りが強く、それに合わせてつゆも辛めなのが特徴です。
江戸蕎麦「更科」
更科はよく耳にしますが、長野県がルーツだそうです。
蕎麦の実の胚乳の中心部だけを使用するため、白く高級感がある蕎麦です。
やわらかい甘めのつゆになります。
江戸そば 梅の木の場所
熊本空港から阿蘇方面に向かう途中の西原村にあります。
駐車場は広くたくさん停めれるのですが、訪れた日は雨で駐車場の半分は水たまりになっていました。
私たちは、ギリギリ地面が見えているところに停められましたが、たぶんこの水たまりを見たら、お客さん来ないだろうな~と思いました(^^;
江戸そば梅の木の店内の様子
店内は広々していて、テーブル席の他にお座敷もあります。
最初お客さんはこのおじさん一人かと思っていたら、この本棚の裏からも家族づれが出てきて、「まだお客さんがいたんだ」と、ちょっとびっくりしました。
店主も音楽をされるようで、オフコースのポスターやギターが飾られていました。
私たちは、お座敷に案内されましたよ。
江戸そば梅の木 のメニュー
お蕎麦だけでなく、うどんもあります。
冷たいのと温かいのが選べます。
セットメニューは、千円以内に抑えられていてリーズナブルですね。
この日は寒かったので、私は温かい肉そば、夫も温かい玉とじ鴨南蛮そばを注文しました。
江戸そば梅の木の料理
肉そばのお肉は思ったより少なめでしたが、お蕎麦はボリュームがありました。
食べてみるとお蕎麦の香りをしっかり感じることができました。
お蕎麦は手打ちで、細めの麺です。
鴨南蛮というと、スライスした鴨肉を想像していましたが、こちらはゴロゴロした鴨肉が入っています。
今回は温かいお蕎麦にしましたが、ざるそばとか冷たいお蕎麦の方が、より一層お蕎麦の美味しさと香りを感じることができるだろうなと思いました。
江戸そば 梅の木の詳細情報
・住所:熊本県阿蘇郡西原村布田996
・電話:090-6631-6017
・営業時間:11:30~日没?まで、土日~20:00
・定休日:木曜日
・駐車場:あり(10台くらい)
江戸そば梅の木まとめ
梅の木さんのお蕎麦は、食べた感じからすると二八そばの「砂場」的?な感じでしたよ。
今回は温かいおそばをいただいたので、次回はぜひ暖かい季節に冷たいお蕎麦も食べてみたいです。
熊本空港からも近いので、旅の途中のランチにもおすすめです。
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